新潟市の不動産投資(収益不動産)分析

●新潟市は高利回り物件が多数
●空き家率は全国平均と同等
●人口減だが単身者が安心材料に
新潟市における不動産投資環境とは。新潟市で収益物件(投資用不動産)を豊富に扱う弊社が、最新データを基に新潟における投資環境について解説します。投資用不動産の購入はもちろん、投資用不動産の売却においてパートナー選びは非常に重要であり一棟のアパートマンションを代表自身も保有しており、オーナー様目線での売却活動をお手伝いさせていただきます。
新潟市の人口動態(減少傾向・社会増減・自然増減・年齢層)
新潟市の人口は減少傾向が続いており、2025年3月時点の総人口は約76万3千人。ピーク時(2005年前後の約81万人)から減少が続いています。直近1年間だけでも6,329人の人口減少があり、その内訳は自然減(出生より死亡が多い)が6,110人、社会減(転出超過)が219人となっています。
また、2020年時点での高齢化率(65歳以上の割合)は約29.9%で全国平均よりも高く、その後も上昇を続けています。将来的には高齢化率40%に達する可能性もあり、住宅需要の変化が見込まれます。
一方で単身世帯は増加しており、2010年に約11万8千人だった単身者が2020年には約13万5千人と約15%増加。特に中央区では世帯の4割以上が単身世帯となっており、若年層および高齢層の単身者が中心部に集中しています。この傾向はワンルームや1Kといった賃貸物件の稼働率向上にもつながっており、2021年の調査では新潟市の賃貸稼働率は約95%と報告されています。
新潟市の空室率
新潟市では住宅全体の空き家率が直近の調査(2023年)で13.1%に達しています。これは前回調査(2018年)の12.9%から0.2ポイント上昇した数値で、空き家戸数も約1,700戸増加し約5万0,100戸となりました。内訳を見ると「賃貸用の空き家」は約1,700戸減少している一方、「その他(用途のない)空き家」が約3,300戸増加しており、貸し出し可能な住宅の空室は減っている一方で、放置された住宅等の増加が空き家率上昇の要因となっています。
市内では地域差があり、特に中央区の空き家率は約16.4%と突出して高く、郊外の北区や南区では空き家率は9~10%台にとどまっています。全国平均の空き家率(2023年時点で13.8%)と比較すると、新潟市全体ではほぼ平均並みですが、中心部の空き家問題や郊外との格差が課題となっています。
物件種別ごとの利回り(アパート・一棟マンション・戸建て)
動産投資利回りを見ると、新潟市は主要都市の中でも突出して高利回りの市場です。最新の調査では、政令指定都市20市の中で新潟市は以下すべての住宅系収益物件カテゴリで利回り1位を記録しています:
- 区分マンション:平均利回り16.19%(平均価格468万円)
- 一棟アパート:平均利回り17.80%(平均価格2,970万円)
- 一棟マンション:平均利回り14.55%(平均価格8,625万円)
戸建て(一戸建て賃貸)に関して公式な平均統計は少ないものの、地方の中古戸建て賃貸は表面利回りで10%以上になる例も多く見られます。実際に新潟県内では価格100万円・想定利回り30%という物件も流通しており、収益性の高さが注目されます。ただし、戸建て賃貸はリフォーム費や空室リスクも大きいため、表面利回りだけでなく実質利回りでの評価が必要です。
他都市と比較した新潟市の投資環境
新潟市の不動産投資環境を他都市と比較すると、以下の点が明確になります:
需要安定性:新潟市は人口減少が続く一方、中心部では単身者の増加による賃貸需要が維持されています。社会減よりも自然減が大きく、急激な流出は見られない点は比較的安心材料です。ただし将来的な高齢化の進行には注意が必要です。
利回り:新潟市は政令市中で最高水準の利回りを記録しており、収益性では非常に優れています。例えば一棟アパートの利回りは新潟市で17.8%、他の政令市では11%前後にとどまるなど、利回り面では明確な優位性があります。
空室率:新潟市の空き家率は13.1%で全国平均と同等。地域差はあるものの、賃貸市場の稼働率は95%と高く、需給バランスは良好です。空き家率が高い都市(例:北九州市15%以上)と比較しても安定しており、特に賃貸用物件は空室リスクが低い状況です。
まとめ
新潟市は、「高利回り・低価格・安定した賃貸需要」の三拍子がそろった、全国的にも注目される収益不動産投資エリアの一つです。人口減少という課題を抱えつつも、都市部には若年単身者を中心とした賃貸ニーズが存在し、適切なエリア選定を行えば安定的な運用が期待できます。
弊社は新潟市に本社を構え、地域に密着したネットワークと豊富な実績を活かし、ご相談を多数お受けしております。売却をご検討中のオーナー様には、物件の査定から運用プランの見直し、出口戦略のご提案まで一貫してサポートいたします。
また、これから不動産投資を始めたいという方に対しても、新潟市内の利回り物件、非公開物件、リノベーション前提の高収益物件など、ご要望に合わせたご提案が可能です。
新潟での投資は「堅実な収益」と「現実的な投資額」を両立できる選択肢のひとつです。不動産投資の第一歩に、あるいはポートフォリオの再構築に、ぜひ新潟市での収益不動産をご検討ください。
弊社、株式会社GITAはお客様のお悩みや物件に応じて様々な対応をしてまいりました。
新潟市・新潟県で不動産売却をご検討の方は。是非お気軽にお問い合わせください。